ごあいさつ
お知らせ
9月1日の「防災の日」は、1923年(大正12年)に関東大震災が発生した日です。今年はそこから100年目の節目。これを機に、いま一度、ご自身で、ご家族で、ぜひ日ごろの備えを見直してみませんか? きたるべき災害を防ぐことはできなくても、備えることはできるはずです。
どんな備えをするべき?
日ごろの備えとして、ぜひ以下の確認をしてみてください。
お住まいの地域のハザードマップ確認
ハサードマップとは、「被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」です。ぜひ国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」を確認してみてください。
もしものときの連絡方法
災害が起こった際、大切な人とすぐに連絡がとれるとは限りません。日ごろから、連絡方法や避難場所を確認し、ご家族で共有しておきましょう。スマホや携帯電話と一緒に、モバイルバッテリーを常に携帯することも大切です。
非常用持ち出し袋の中身をチェック
非常用持ち出し袋は用意してあるけれど、数年間置きっぱなし……ということはありませんか? 月に一度は取り出して、中身を確認してみましょう。
わが家のLPガスは大丈夫?
LPガスは、災害に強いエネルギーといわれています。ご家庭ごとに分散している状態ですから、災害が起こった際も、すばやく点検・復旧し、使用することができるからです。
さらに、皆様のご家庭の軒下にある容器に、常にエネルギーのストックがある状態のため“軒下在庫”ともいわれています。
またガスメーター(マイコンメーター)は、震度5以上の揺れがあったとき、ガスを使用している場合は緊急遮断します。設備まわりの損傷がなければ、お客様自身にガスメーターを操作していただくことで復帰することができます。
◆語り継ぐことで、教訓に…… 関東大震災はどんな災害だった?
1923年(大正12年)9月1日11時58分、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7.9と推定される関東大地震が発生しました。埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県で震度6を観測し、また全国の広い範囲でも震度1~5を観測しました。
この地震によって、10万棟を超える家屋が倒潰するとともに、ちょうど昼食時だったことから、その準備に煮炊きをしていた家庭が多く、大規模な火災が発生してしまったのです。被害を受けた家屋は総計37万棟にのぼり、死者・行方不明者は約10万以上に及びました。
私たちは、この関東大震災の教訓をもとに、きたるべき災害のことをきちんと考え、備えていくことが大切になります。 |