ごあいさつ
お知らせ
春の花粉の代表といえるスギ。その花粉の飛散量は、2025年は例年に比べて早く、そして多い傾向といわれています。そのため、今シーズンは早めにしっかりと対策していきましょう。
猛暑・残暑が影響し、花芽ができる好条件に
毎年2月ごろから飛散し始めるといわれるスギ花粉ですが、今年は1月にすでに観測されています。例年より飛散が早い原因として、去年夏の猛暑と、秋まで気温の高い日が続いた残暑が影響されているといわれています。
スギは、気温が高い時期に花粉を作る雄花の花芽ができるため、夏の暑さで花芽が多くできたうえに、秋まで暑さでそれが長い期間作られていたからだと推測されます。
つまり、花芽ができる好条件がそろってしまっていたのです。
これが原因となって、早く、そして多くスギ花粉が飛散してしまうというわけです。
日本気象協会の予測では、九州から北海道にかけてのほとんどの地域で、例年比110~200%のスギ花粉が飛散するとされています。
飛散する花粉の量が増えると、これまで花粉症になっていなかった人が新たに花粉症になったり、花粉症の人の症状が重くなったりすることもあります。
花粉対策にはどんなものがある?
・マスクの着用
すぐにできる花粉対策はマスクの着用です。横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいますから、顔にフィットするものを選びましょう。
・花粉がつきにくい素材
外出時、服に花粉がつくと家の中に持ち込んでしまいます。一般的にウール製の衣類は花粉がつきやすいため、外側にはウール製以外の木綿や化学繊維の素材を着用できるといいですね。また帰宅時、玄関前で衣服についた花粉を払いましょう。
・うがい
帰宅したら、手洗いとセットでうがいもしっかり行いましょう。鼻から吸い込み奥に付着した花粉は、鼻粘膜の線毛の働きで喉へと送られます。風邪予防も踏まえ、しっかり洗い流しましょう。
・免疫力を高める
発酵食品や食物繊維の多い食品を摂取し、腸内環境を整えることでアレルギー症状の発生を抑えられるといわれています。脂質、香辛料、アルコールの摂り過ぎもよくありません。また不規則な生活も正していきましょう。
・洗濯を工夫する
外に干した洗濯物を取り込む際は必ずはたいてから家の中に入れましょう。「それでも花粉が気になる……」という方にはガス浴室暖房乾燥機やガス衣類乾燥機がオススメ。ご家庭のお悩みにぴったりのご提案いたします。ぜひご相談ください♪
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
本年も社員一同、保安・安定供給・サービス向上に尽力し、
お客様のご期待に添えるよう精進してまいります。
本年も変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
寒くなると、入浴中の事故が増加します。
多いのは、ヒートショックによって意識を失うことによる溺死。厚生労働省の「令和3年人口動態調査」によれば、入浴中の事故で死亡した人は、交通事故で死亡した人の約1.5倍にものぼります。
30~40代でもヒートショックが起きる?
ヒートショックは脳に血流が行き届かず、めまいや失神が起きたり、血管が詰まったり切れたりして心筋梗塞や脳梗塞などを起こしてしまう現象をいいます。
もちろん、とくに気を付けなければならないのはお年寄りですが、30~40代の方の事故も少なくありません。
若い層は健康や体力に自信があると思いがちですが、そのときの体調や環境の条件が重ねればヒートショックを起こしかねません。
働き盛りで、さらに家事や育児に忙しい世代です。
また20代のころと同じような動きをしていても、疲れが抜けなかったり、体力が続かなかったりと自分の身体の変化を感じ始めるころでもあります。
お風呂はリラックスタイムでもありますが、自分の体調や環境をしっかりと理解し、安全・安心を心掛けましょう。
★こんなときは要注意!
・疲れが溜まっている、睡眠不足
・飲酒後
・熱い湯に長時間浸かっている
・湯上りに冷水を浴びる
「酔いをさますための入浴」は要注意
ヒートショックを未然に防ぐために、入浴の際は以下を気を付けてみてください。
・飲酒後は入浴を避ける
酔っぱらっているとさっぱりするためにお風呂に入りたくなりますが、できるだけ避けましょう。
・浴室や脱衣所を温めておく
脱衣所に暖房を設置したり、浴槽のふたをあけて浴室を温めておきましょう。
・お湯は41℃以下にする
熱すぎるお湯は禁物です。また浴槽に浸かる時間は10分程度にしましょう。
・急に立ちあがらない
急に立ち上がると、脳への血流に影響します。浴槽からはゆっくりと立ちあがりましょう。
・脱衣所用や浴室用の暖房を設置する
脱衣所のスポット暖房や浴室乾燥暖房機を設置するなど、室内・脱衣所・浴室の温度差を解消しましょう。
・床材を冷えないものに交換する
タイル張りなどにより床が冷えている場合は、クッションタイプなどにすると対策することができます。滑り止めや水はけ解消にもなりますよ。
・お風呂の窓を断熱化する
とくに1枚ガラスの窓は断熱性が低く、お風呂の寒さの原因になります。断熱窓に優れた窓にすると、寒さ対策だけでなく結露対策にもなります。
ガス会社である当社はお風呂をはじめとした水まわりのエキスパートです。どんなことでも、ぜひご相談ください!
短い秋のシーズン、そろそろ温かいお風呂が恋しい時期になってきました。
夏の間はシャワーで済ませていた……という人も、それだけでは寒くなってきたのではないでしょうか。
上手なお風呂の入り方で、効率的に温まりましょう。
温熱・浮力・水圧がカギ! お風呂にしっかり浸かるべき理由
お湯をはった浴槽にしっかり浸かることには、たくさんのメリットがあることを知っていますか?
①温熱効果
まずはもちろん、身体が温まるということ。身体が温まり、血管が広がると、血のめぐりがよくなります。それにより、全身のすみずみまで酸素や栄養分が運ばれるのです。体にたまっていた疲労がとれるほか、筋肉の凝りがほぐれ、軽減します。
②浮力
次に、浮力です。お湯に浸かることで、身体がふわっと浮いたようになるのを感じると思います。お湯に浸かっているときは、その浮力によって体重が10分の1程度になるため、いつも身体を支えてくれている筋肉や関節を休ませることができます。
③水圧
最後に水圧です。昼間、デスクワークで座りっぱなしだったり、立ち仕事をずっとしていると、脚がむくんでしまいます。お湯に浸かることで身体に水圧がかかると、静脈にも圧力がかかり、血行が促進され、むくみの解消に役立ちます。
正しい入浴は良質な睡眠にもつながる
これらの健康を促進するために有効なお湯の温度は、約40℃です。熱すぎると交感神経が活性化してしまう可能性があります。適度な温度で、副交感神経を活性化させて身体をリラックスさせましょう。
また長湯もよくありません。お湯に浸かるのは約10~15分程度を目安にして、入浴の前後には水分をしっかりと補給してください。
お湯に浸かり身体を温めることは、良質な睡眠にも効果的です。
よい眠りのためには、体温を下げることが必要です。
「体温を下げることが必要なのにお風呂に入って温まっていいの?」と思われるかもしれませんが、実はお風呂に入ることがベスト。入浴後は、血管が開いているため熱が放散されやすい身体になっており、結果として体温が下がっていくのです。
就寝前のお風呂に入るタイミングの目安は、就寝予定からおよそ1.5時間前です。個人差があるので、自分のベストなタイミングを見つけてみてください!
また、お風呂から出て眠るまでの時間は、強い光やスマホの触り過ぎ、カフェインやアルコールの摂取などの刺激は避けて、リラックスして過ごしましょう。